bekkan

ラクダホテル別館について
自然界がそれぞれのリズムでそれぞれのいとなみを巡っているように、
人々もまた、ひとりひとりがそれぞれのリズムやいとなみを巡ることは
「私がわたしで在る」ことなのだと思います。
太陽と月という自然の巡りに合わせて、おむすび、台湾茶、聴くこと、声を響かせることを通して、
「私がわたしで在る」ことに巡りあうような時間であればいいなと願って、
各地で小さな場を開いています。
お米とお塩のシンプルなおむすびは、不要なものを取り払い、透明な心にしてくれるように思います。
心を真ん中にしてむすぶおむすびが、心のやわらかな場所へと届いていきますように。
中国茶・台湾茶は、「聞香(wenxiang /心を傾けて香りを聞く、心の中でその香りをゆっくりと味わうこと)」を大切に、香りの豊かさ、香りの変化を楽しみます。
中国台湾茶の香りが、心の真ん中、記憶の奥深くで感じていることを教えてくれることでしょう。
話すことは、離す、放す。
自分の中に余白がうまれていくと、自分の内側が聴こえやすくなるのだと思います。
安心して目の前の人に話を聴いてもらう、という体験の時間となりますように。
自分の聲を響かせると、それは自分自身へと届いてきます。
自分の聲を通して、心の真ん中にある自分自身の響きを受け取れますように。