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ラクダホテル本館について
自分の感覚を見つめ、
その感覚を大切に扱い、
自分自身を信頼し尽くす
それはいつでも、
私自身が「わたしの軸」につながり続けるための大切な指針となっています。
「感覚を見つめる」
その方法は、ひとりひとり様々。
ヨガでからだを動かしたり、瞑想をしたり、音を奏でたり、旅に出かけたりすることも方法のひとつかもしれません。
自分の感覚を見つめるヒントは、なんでもない日常の暮らしの中にもたくさん。
そして、感覚を見つめ続けた先に、「わたしの軸」へとつながり、「本来の在りたい自分」で在れるのだと思います。
「わたしの軸」は、どこか遠くにあるものではなく、
誰かに教えてもらうものでもなく、「わたしの内側」に、「わたしの中心」に、あり続けるものだから。
Lin Lie の場合
たべて、ねむって、はたらいて、
家をととのえ、
からだを動かして、語らう
自分自身が喜ぶ感覚や心地よい感覚、
はたまた、居心地の悪さや違和感など、
暮らしをくりかえし紡いでいく中で、
自分の感覚を見つめ続けています。
そして、見つめたその感覚を受け止め、
信頼し尽くして、行動してみる、
の繰り返しです。
自然を食べること
自然を身につけること
自然に身を委ねること
自然の一部だと感じること
自分の中の自然とつながること
自然(月)のリズムで暮らすこと
自然はいつでも、大きく大きく感覚を広げてくれ、
そして、自分の中にある感覚を見つけ出しやすくしてくれます。
お米を研ぐ、浸水する、水加減を調整する、
炊いている音を聞く、
香りを嗅ぐ、火を見る、
炊き上がったお米の状態を確かめる
手のひらに塩を感じる
手のひらにあつあつのお米を感じる
祈りを込めてむすぶ
そのシンプルな工程のすべてに対して、
感覚を研ぎ澄ませていくことは、
感覚を見つめることのできる最良の時間となっています。